2015年04月
2015年04月07日
2015年04月03日
笑いと免疫について
こんにちは!平林です。
東京は桜が満開。残念なことに、あいにくの強風で散ってしまいそうです。一部では雨も降るそうです。
さて、わたしたちの患者会では、2カ月に一度、心から笑うことにしています。
笑うといっても、ただ集まって笑うだけでは、あやしい集団と誤解されてしまいそうですが、そうではありません。
お笑いを観にいくんです。
わたしの友人で放送作家の山中伊知郎さんが企画・運営するお笑いイベントです。
題して、『ちょっと昭和なヤングたち』。観覧料も安く気軽に参加できます。
Wコロン(つい先ごろ、解散してしまいましたが)、イワイガワ、ロケット団などの売れっ子から、将来を嘱望される若手まで、漫談、コントに腹話術と盛りだくさんの2時間。
小さい会場ですから、手の届く場所の芸人さんと掛け合いなんかもしちゃいます。
参加された患者さんも「心から笑えた」「ほんとうに楽しかった」と毎回喜んでくれています。
じつは、笑いと免疫には、いい関係が存在しています。笑いは免疫力をアップする、ということです。医学的にもこの関係は見逃せないとおっしゃるお医者さんもいるくらいです。
いつも大声でギャハッハと笑っているおばちゃんたち、みなさん元気ですよね。まあジジィのわたしもガハガハ笑って元気な人間のひとりですが。
日常生活から、笑いを絶やさない生活、がん患者に限らずとも必要ですね。ましてどうしても暗くなりがちな病人には笑いは特効薬。ご家族とも笑いは共有したいものです。
そんなわけで、こんどは5月にみんなで観に行く予定です。
みなさんも一緒にいきませんか?心底から笑いましょう。
ご相談は 患者の集い モミの木まで 03-6821-9961
2015年04月02日
闘病記専門の書店をご紹介します。
がんにかぎらず、病気、とくに難病と言われる病気になった時、意外と頼りになるのが闘病記です。
同じような病気になった人の経験談は、自身の今後の治療の参考になりますし、ご家族のかたにとっても読んでおいて損のないものです。
私のところに相談におみえになる患者さんからも「いい闘病記を紹介してくれないか」と言われることが多いです。
ところが、この闘病記、欲しいときに、欲しい病気のものが入手できない、ということが多々あります。
いまはアマゾンやネット書店から調べるということが可能ですが、それでも実際手に入れるとなると必ずしもうまくいくとはかぎりません。
そこでご紹介したいのが 赤ひげ書房 というネット書店です。
ここの店主(運営者)は、わたしの友人で霧生(きりゅう)さんといいます。お身内や友人でがん患者が多く、なにか役に立つことはないかと、いうことで、各種闘病記に特化した書店を開設されました。
ここで、品切れや中古市場にも希少になっている闘病記を入手することが、可能です。わたしも何冊かここで購入しました。
店主の霧生さんは、とてもいい人で、真摯に書店経営をされています。がん患者さんにとってはかけがえのない応援団です。
一度覗いてみてはいかがでしょうか?市場でなかなか手に入らないものは、霧生さんに相談してみてください。
赤ひげ書房のサイトへリンク
↓
赤ひげ書房
では、また。
ご相談は「モミの木」まで 03-6821-9961
2015年04月01日
一人で悩むのはやめましょう。
はじめまして。このほど『がん患者駆け込み寺』を開設した平林茂です。
私自身、がん患者ではないのですが、かつて父が咽頭がんで余命宣告を受け、患者の身内としてがんと闘った経験があります。
その時の経験が、私をがんを専門とするサイエンスライターにしました。そのへんの経緯はこのブログで追々書いていきますね。
とにかく、このブログを開設したきっかけは、がん患者さんやそのご家族の相談に乗りたい、力になりたいという率直な気持ちです。
どうか患者さん、そのご家族のみなさん。一人で悩み・抱え込むのは止めてください。
わたしのところには、「患者の集いモミの木」という患者会があります。そこには同じ悩みをもった患者・ご家族の方がたくさんおります。その活動もここで報告させていただきます。
関心をお持ちいただけたら、是非ご参加ください。
(このページからもご相談を受け付けています)
↓
http://www.momi-noki.jp/index.html
(患者の集いモミの木のリンクです)
よろしくお願いします。